「フラワーボーイズ」誕生!

思い起こせば、5月の中間テスト2日目の放課後。花緑科園芸装飾班の2人が実習の先生に呼び出され、突然、花いけバトルのPVの動画を見せられる。
「この花いけバトルという大会・・・
出るか出ないか今すぐ決めろ!」

唐突な話に一瞬面食らう2人だったが・・・・「
出ます!」と一言。

ここからすべてが始まった・・・。

全国大会 1日目 
8月19日(土)「栗林公園杯予選」
香川県高松市のサンポートホールに集まったのは各ブロックを勝ち抜いた代表9チーム。

1回戦は3チームごとに別れたトーナメント戦

フラワーボーイズは
昨年のプレ全国大会で優勝した「北陸代表 福井県立奥越明成高等学校」と毎年東大・京大の合格者を何人も輩出する九州の超名門校「福岡県立修猷館高校」という強豪と対戦。

先鋒前田君のアレンジは松を大きく使った
とても美しい作品を仕上げた。
先鋒戦の結果は・・・ 
湖南農が一歩リード!

次鋒の洞君は
高さ3mの竹の節をのこぎりで切り、そこに花を生け、壺に立てかけるといったダイナミックな動きを見せ、観客の関心をぐっと引き寄せた。

得点も189ポイントと9チーム中、
個人最高得点をたき出し、見事1回戦を勝ち抜いた!

 
決勝大会予選1日目の前田君の作品 
松をつかった大変美しい仕上がり
 
会場から「おぉー!」という声が響いた洞君の作品。
観客の度肝を抜いた圧倒的パフォーマンス!
 
2回戦での作品。
長い壺が2段重ねになっている。
 
続く2回戦は2人で1つの作品を作るという趣向。

ここでは1回戦目で1位で勝ち抜いた計3チームが競い合い上位2チームが翌日の栗林公園杯に出場できる。
2人は赤い2つで1セットの壺を使用し、なんと
それを合体させるという荒業を使う。
こちらは85ポイントと何とか2位に食い込み、
栗林公園の切符を手に入れた!

←2人が考えたデザイン案の数々
全国大会 2日目
翌日の栗林公園杯では、敗者復活戦も含めて勝ち抜いた4チームが出場。
一回戦は 地元の強豪 高松第一高等学校 「縁」

先鋒の前田君は松の流木に花を咲かせ、壺を傾けて使用するという奇抜なアイデア。

洞君は松や木を大きく使い、ダイナミックな作品を作り出すも、惜しくも高松第一高校に敗れてしまった。
 
傾けた壺から花があふれ出す。
プロからも「技あり」と言わしめた作品
 
松や枝をダイナミックにひろげ大きく見せた作品。
絶妙なバランスで組み合っている。
  結果、全国ベスト4にまで残ったフラワーボーイズ。

悔しい結果ではあったが、全力を出し切った二人は
爽やかな笑顔で香川を後にしました
 
大会終了後 記念撮影!
 
スタッフの皆さんと  新フラワーボーイズ誕生?!
生け花の大会での男子の参加は非常に少なく、この大会では大変目立つ存在でした。
これに注目した
フジテレビの「直撃Liveグッディ」では2人の特集を組み、21日には全国放送にて 約11分にもわたる2人の活躍を放送。大きな反響を呼んだ。

直撃Liveグッディ「花いけ男子が快進撃!」(youtube動画)

今後二人は後輩にあたる2代目フラワーボーイズの育成、10月水の森植物園でのアレンジメント教室・11月に草津近鉄百貨店でのフラワーアレンジメント教室の講師、草津駅での展示依頼 2人を指名したホテルでの花いけ依頼、アレンジの大会の参加など
まだまだ活躍が続きます

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